相談事例集_202111
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42 裁判官と男女一人ずつの調停委員が、双方の話をじっくりと聴き、それを相手に伝え、双方に納得のゆく結論が得られるように話し合いを進めてくれます。家事調停の申し立ての手数料は一律1,200円で、その他に書面郵送の切手代が数百円かかるだけです。最初にこの2,000円弱を納めれば、調停を何回重ねても費用はかかりません。申し立ての手続きは簡単です。家庭裁判所の窓口で丁寧に分かりやすく説明してくれます。合意が成立し、調停調書が整えられれば、その場で離婚は成立し、その内容は裁判における判決と同じ法的効果を有します。 最後に、調停の具体的な進め方や、親権、面会交流、財産分与、年金分割など決めておくべき事柄の内容について、相談者に分かりやすく説明をした。

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