相談事例3-③ 休職から復職した後の部署の選択 25 【相談内容】 勤続10年の男性会社員からの相談です。心臓動悸、適応障害等に罹患し休職中だが、復職後の部署の選択に悩んでいる。元の職種は営業係で、有能な職員が配置される部署であるが、顧客は富裕層でありストレスは尋常ではない。健康面を優先して楽な部署を選びたい一方、有能者の部署である営業担当を手放したくない。 【相談回答】 まず、休職していること自体も辛いことであろうし、さらに復職後の部署の希望や選択は一層大変なことですよね、しかし、休職が認められる職場環境であることや、同じ職場の妻が理解してくれていることなどは何事にも代えがたいのではないでしょうか。この相談をとおして相談者は健康面を優先した選択をしたいと、気持ちの整理がついたと語り、その決断を支持し励ましました。 【補足説明】 働き盛りの会社員にとっては、進路(部署)の選択は悩ましいものであろう。健康面を最優先すべきとは分かっていても迷ってしまうのは理解できる。その決断を周囲が後押しするのも意味のあることと思われる。
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