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例8/光伝送システムFiber-Optic Systems区分B 光 分 波 器光 合 波 器光ファイバケーブル光合波分波器光カメラケーブル光伝送システム光コンバータ解説電源ユニットアクセサリポータブル伝送装置光複合成端箱光カメラコネクタ盤光ファイバ λ1+λ2+・・・+λ8 λ 1λ 2λ 81471nmλ 1λ 21611nmλ 8マージン 最小受光電力距離 光コネクタ接続 合波/分波器 光コネクタ接続 0.5dB/km光ファイバ 0.5dB2~3dBOEOEOEEOEOEO0.5dBロスバジェット(LB)とは、EOコンバータの光出力(P1)とOEコンバータの最小受光電力(P2)との差です。※※光ファイバの損失を、0.5dB/kmとすると、となり、約30km伝送できることがわかります。(光ファイバ以外の損失およびマージンは計算式に含まれていません。)0.5dB2~3dB0.5dB/km0.2dB2~6dB※このカタログに記載された、光伝送機器の性能に関する値は標準値です。詳しくは、製品仕様書をご確認ください。光伝送では、「受光電力」に対する「誤り率」の関係で伝送品質を評価します。この誤り率は、信号電力と雑音電力の比( S/N )に依存しますが、雑音電力は信号電力に関わらず一定と考えられることから、受信機での信号電力(受光電力)がS/N に大きく影響し、最終的に誤り率にも影響します。そのため、所定の伝送品質を確保するためには、受光電力が受信機の最小受光電力以上となるよう設計しなければなりません。右のグラフは当社3G-SDI製品の誤り率特性の例を示したものです。光配線設計では、敷設された線路のファイバ損失、光コネクタ接続損失、融着接続損失、合波/分波器などの挿入損失値を算出(伝送損失値)し、光リンクのロスバジェット(許容損失値)未満にします。放送システムの場合、光ファイバのロスよりも合波/分波器のロスのほうが大きいので、損失を考慮してシステム設計してください。0.5dB2~3dB0.5dB※※SDI光コンバータは同一シリーズをご使用ください。 異なるシリーズのSDI光コンバータを組み合わせて使用すると、OEコンバータの最小受光電力が変わる事があり、注意が必要です。原則として同一シリーズの組み合わせでご使用ください。HD-SDI Matrix�G-SDI Matrix-��-��-��-��-���.�E-���.�E-���.�E-���.�E-���.�E-���.�E-���.�E-���.�E-���.�E-���.�E-���.�E-���.�E-��-��-��-��-��受光パワー(dBm)-��HD-SDI最小受光電力 -��dBm�G-SDI最小受光電力 -��dBmHD-SDIエラー�個発生確率(��年間連続運用)�G-SDIエラー�個発生確率(��年間連続運用)LB = P1-P2受光電力と誤り率のグラフロスバジェットと伝送可能距離EO3G-100P1 = -2.5dBmLB = -2.5dBm - (-22dBm) = 19.5dB19.5dB ÷ 0.5dB /km= 39km損失要因と損失値の目安OE3G-101P2 = -22dBm ●最小受光電力 ●ロスバジェットロスバジェットダイアグラム光コネクタ接続合波/分波器光ファイバ(SM)融着接続損失システムマージン  ■光配線のポイント

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