たかはまおさかな大図鑑
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9〜11月9〜11月きわみ魚に春でも旨いのは冬の脂が乗ったときサワラは「鰆」と書くが、冬の時期に脂が乗って、刺身や寿司にすると絶品。脂がなくなる頃の春は西京漬けなど焼いていただく。カツにすると赤身魚なのに白身魚フライのよう。焼いていただくサケ。生食厳禁高浜町ではあまり揚がることが少ない分、町内で消費されることが多い。ちなみにサケもサーモンも同じ魚。刺身で食べられるのがサーモン、食べられないのがサケ。唯一地方の名前が付いた料理が「若狭焼き」。福井では「グジ」と呼んでいるアカアマダイをうろこが逆立つように焼いて調理する。パリパリとした食感と柔らかな身のマリアージュ。16皮を食べずにカマスの味を語るなかれ一見サンマのように見えるカマスは、一夜干しなど干物が有名だが、新鮮なものは皮をあぶって刺身や寿司でも旨い。皮が旨いので焼いてもそのまま食べてほしい魚の一つだ。トップブランド「極」!グジの中でも重さが800g以上で、船上で活〆による血抜きと、神経抜きを施したものを「若狭ぐじ極」と呼んでいるたかはま9〜11月サワラサケアカアマダイ(若狭ぐじ)9〜12月福井が誇る調理法「若狭焼き」の高級魚カマスおさかな大図鑑

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