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■■■■■■■■■■誰もが、いつかはそうなるように、人は歳を重ねていく。運命は過酷で年齢を重ねずに身体に障害を持ってしまうこともある”こころにも。家庭への訪問カットを始めて数年経ち、様々な境遇の方と出会う。先日行ったお客様は34歳で筋ジストロフィーに似た病気が発症し、日々身体が不自由になっていくという。現在38歳、どうやって生きる希望を見出しているのだろう。今まで母親に切ってもらっていた髪。ある時、ケアマネージャーさんから、五番街という美容室が訪問カットをやっているよ、と聞いたという。ケアマネージャーさんが大倉さんという方が来てくれるから、その方を呼んでみたらとおっしゃったらしい。ご予約の電話が鳴り、向かった家に母親と二人暮らし。早速、髪型のオーダーを受けてから、五番街はバリアフリーになっているから、出かけてくるといいよと勧め、髪型や色を楽しもうよと、お話しながらカット。家の様子やお客様の状態がわかったから、次回からもっときれいになろうねって終わってから、握手したら少し強く握り返してくれて、調子に乗ってハグは必要かな?って聞いたら照れて、「次回でいいです。」二人で笑いあってしまいました。ふと気づくと後ろで、お母さまが泣いています。次回はもっと道具を持ってきてもっときれいにするからね!と約束してまた握手して、玄関を出る際にお母さまが、娘の笑い声を久しぶりに聞きましたってまた涙を流されて嬉しそうでした。僕が生きている理由は、誰かの役にたちたいということ。そういう人っていっぱいいるよね。誰かを楽しませたい、喜んでもらいたい、商工業サービス業をなされている方は、みんなそういう気持ちでやっていると思うんです。レジや窓口で、クレーム付けている人を見かけると悲しくなりますね。その姿は子供に見せられるの?■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■Theああななたたにに、、ほほめめらられれたたくくてて■■■■

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