教育旅行年報データブック2024_S
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430911471291296335352626404021212111334月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月133133131131国公立私立9357515143271010991761761561569682716868445221211500コロナ以外の健康上理由(836人)12.9%経済的(211人)3.3%コロナ感染・濃厚接触(893人)13.8%学校不適応(978人)15.1% その他・未記入(2,290人)35.4%コロナ感染不安(1,258人)19.5%不参加生徒なし(73校)8.7%不参加生徒なし(73校)8.7%不参加生徒なし(73校)8.7%全体843校全体843校全体843校 不参加生徒なし(46校)8.4% 不参加生徒なし(46校)8.4% 不参加生徒なし(46校)8.4%国公立550校国公立550校不参加生徒あり(504校)91.6%不参加生徒あり(504校)91.6%不参加生徒あり(504校)91.6%国公立550校 不参加生徒なし(27校)9.2% 不参加生徒なし(27校)9.2% 不参加生徒なし(27校)9.2%私立293校不参加生徒あり(266校)90.8%不参加生徒あり(266校)90.8%不参加生徒あり(266校)90.8%私立293校私立293校不参加生徒あり(770校)91.3%不参加生徒あり(770校)91.3%不参加生徒あり(770校)91.3%(件数)1401201008060402055 不参加生徒なし(131校)13.2% 不参加生徒なし(91校)13.9% 不参加生徒なし(40校)11.7%健康上の理由(1,852人)34.0%部活動・大会等(1,028人)18.9%国公立私立全体994校不参加生徒あり(863校)86.8%国公立653校不参加生徒あり(562校)86.1%私立341校不参加生徒あり(301校)88.3%(件数)2001801601401201008060402004月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月 3 実施時期グラフ-2-2 不参加生徒の理由※その他の内容:インフルエンザ、コロナ感染、閉所恐怖症、メンタル等グラフ-3 実施時期262677【参考】前回調査(2022年度)グラフ-2-1 不参加生徒の有無教育旅行年報「データブック2024」  15【参考】前回調査(2022年度)18318342313116131320107766【参考】前回調査(2022年度) 例年集中する2学期の10~12月に、全件数の66.5%が実施された。これは、前回調査の65.2%とほぼ同じである。コロナの影響が全くなかった2018年度以前にはこの割合は60%ほどで推移しており、それに近く、コロナ禍以前の状況にほぼ戻ったと言える。3学期の2・3月は、特に私立で比較的実施されているが、これはコロナ禍以前の調査でも見られた傾向である(グラフ-3)。 コロナ禍以降の旅行費用の上昇、インバウンドの復活に起因する混雑や旅行手配などの理由から、修学旅行の実施時期等の変更を検討する学校も出てきている。しかし、年間の学校行事が多く、かつ固定化している中で、この時点ではその傾向は見られず、今後の動向が注目される。2023年度ではあったが、不参加の生徒がいた学校が多かったと言える(グラフ-2-1)。 今回の調査では、状況の変化により、前回調査で設けた「コロナ感染・濃厚接触」、「コロナ感染不安」という選択肢を設けなかった。また、「その他」の選択肢において、理由の詳細記入も求めておらず、「未記入」は集計から外している。 コロナの影響を全く受けておらず、また今回同様に「未記入」を集計対象外とした2018年度調査と比較すると、「健康上の理由」34.0%(2018年度 17.8%)「部活動・大会等」18.9%(2018年度 11.0%)、「学校不適応」18.4%(2018年 11.7%)などの割合が増えている。一方、「その他」は24.2%(2018年度 39.1%)、「経済的理由」は4.6%(2018年度 13.4%)と減っている。 不登校などの学校不適応者の増加傾向は広く認識されている通りだが、2023年度に高校修学旅行の多くの割合を占める2学年生は、コロナ禍の真っ盛りである2021年度に中学3年で多く行われる修学旅行が中止になったり、多くの学校行事が同様の事態になった学年でもあり、団体行動への不慣れや不安といった要素が影響している可能性も考えられる。また、「経済的理由」の割合は減っているが、学校からのコメントでは旅行諸単価の上昇傾向が不参加者増につながっているというコメントがあり、潜在化していると思われる。また、コロナ以外のインフルエンザや感染症というコメント記載があり、コロナ禍では無かった感染症理由の不参加も出てきている。「部活動・大会等」は今回復活させた選択肢だが、コロナが収まり各大会等が再開され、一定数の不参加が出たと考えられる。国内修学旅行の実態とまとめ[高等学校]その他(1,318人)24.2%経済的(249人)4.6%学校不適応(1,004人)18.4%

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