“北斗七星”のうちの一つが愛宕神社。妙見宮までの道のりの途中にある。ここから見える高浜の景色と妙見宮から見える景色が違う砕導山の中でも既に知られていた、妙見宮の瓦に描かれている北斗七星。さらにお堂の天井には64枚の天井画が描かれており、一人ひとり違うともされているとか。妙見菩薩は北極星や北斗七星が神格化したもので、山城を建設した際にも北斗七星を意識して作られた、とも言われている。妙見宮の裏手には、神社には似つかわしくない石垣も残っていて、この場所が砕導山城の本丸であったのではないか、とも考えられる。本殿内は普段見ることはできないが、4月と10月に地元の人がお参りに登るので、そのときに見ることができる
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