高浜Days2024
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 22歳のときに祖母の死に直面したとき、人の死のあっけなさを感じて、自分として何か人を助けることはできないかと考えて、水難救助員に入りたいと門を叩きました。当時は各海水浴場に各救助艇があって、皆さん同じパーカーを着ていたんです。それがカッコ良くてね、「自分も着たい」と。 ただ入るのではなく、もっと勉強をしたいと講習会に頻繁に参加していたら「指導員にならないか」と声をかけてくださって。今では人命救助が主の赤十字社・水上安全法指導員と、海上保安庁会場指導員も持っています。今では講師の資格も取って教えてもいます。救助員は15歳から入会できるので、若い人がどんどん入ってくると嬉しいですね。15海上のクルーザーを操り日々監視を怠らない。最近は水上バイクを導入し、より細かく、より迅速に救助ができる体制を整えているいまい ゆうじ今井勇次高浜町水難救助員会会長その姿に憧れ続け、今は憧れられる存在に全員の思いは一つ。

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