人を守るために練習は必然。だから彼らを見る目は温かい。 もちろん毎朝の練習も欠かさない。朝8時から体を動かし、夕方になればまた練習。監視の時間は決して疲れた顔を見せず、いつでも頼れるイメージを崩さない。キャップをかぶった時点で、キャリアが浅くてもいざとなったら助けてくれるライフセーバーと見られるのを全員が意識しているからだ。 広い海水浴場を平日ならば3〜6人で見守る。大変な活動かもしれないが、彼らがいるおかげで海を安全に楽しむことができると、海水浴客は知っている。だから海水浴客が彼らを見る目はいつも温かい。11
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